開発背景

せっかくの“安心・安全”北海道産品。
もっと食べていただける機会を！

“日本の一大食糧供給基地・北海道”。ご存知の通り、日本国内の農産物や海産物などその多くをこの北海道から供給されています。しかし“北海道産”は「安心・安全」という絶対的な評価はあるものの、その多くは、他府県のブランド産品のような有名付加価値が薄いのが現状です。また、規格外品は流通されることなく、畑の肥になるといった、生産ロスは勿体ない話です。その「安心・安全」を軸に、もっと気軽に日常的に食べてもらえる。さらなる食の機会を提案し、北海道産野菜などの生産物を無駄なく活用できる食品の創生を、私たちは進めています。

北海道農菓シリーズ

「北海道農菓」とは、北海道の農家さんが丹精込めて育てた農産物。
その自然な美味しさを活かしたお菓子作りを目指した、弊社オリジナルブランドです。

温野菜スナック商品化

野菜の美味しさを活かした、
野菜が更に美味しいスナック菓子！

弊社独自の加工方法で作った、自然な美味しさ溢れる野菜菓子、それが「温野菜スナック」です。これまで一般的に販売されている“野菜チップス”よりも、さらに野菜の甘味と旨味があり、よりサクサクした食感が味わえます。　その美味しさを追求するために幾度も試作を繰り返し、添加物やその他の薬品に頼らない当社独自の加工方法を考案しました。
そして、農産物の形や大きさ・傷の有無などの「規格」で仕訳し無駄に捨てることをせず、出来るだけフルに使うことにこだわります。すくすくと育った北海道野菜たちが活躍いたします。　それは野菜本来が持つ美味しさを活かすことを何よりも大切にしたい私たちのポリシーです。
そんな思いから生まれた、“新しい北海道のスナック”が誕生しました。

ビートスナック商品化

砂糖原料の“甜菜”をそのままお菓子に！ 甜菜農業に新たな機会を創生！

北海道の歴史ある重要基幹産業「テン菜（ビート）栽培」の役割は、お砂糖などの甘味原料としてのみの存在で、製糖会社が専業として全量を買い上げることで、テン菜農業は成り立っていました。すなわち、それ以外の一般的な市場には流通していません。それが100年以上現在も続く慣習となっています。しかし現代、需要は安価な輸入原料や国際的な敬愛取引などの様々な要因に圧され、特に近年は北海道産テン菜生産の衰退を辿ることを危惧する声があるほどです。「それなら他に消費できる機会を創ろう！」という思いから、“ビートのお菓子”の開発が始まり、数年の紆余曲折を経て、いよいよその具現化に至ることができました。